短期集中型通所サービス事業
尾道市より委託を受けて、日常生活支援総合事業を実施しています。 対象は65歳以上で要支援 2までの生活が概ね自立している方が対象で行っています。
ここでは運動・栄養・口腔機能の向上を目標に提供し、地域において自立した生活が継続できるようみんなで楽しく行っています。
地域での取り組み
失語症など、コミュニケーションに障害を持った方々が、病院を退院しても、地域の中で仲間と楽しく生き生きと暮らせるよう、因島言語友の会「あけぼの会」を当院がサポートし、結成しています。
リハビリスタッフは、そのお手伝いをしています。県レベルの大会を開いたり、みんなで旅行に行ったりなどしています。
また、一般市民の方々に失語症の方と接するための知識や技術を身につけて頂く講座を開いたり、毎年、社会啓発目的に会員の闘病体験やコーラスや作品を展示したあけぼの会活動発表大会も行っています。
スタッフ啓発プログラム
勉強会のスケジュール | |
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定期勉強会 | 月1回 |
伝達講習会 | 適宜実施 |
若手スッタフ対象勉強会 | 不定期 |
学術大会 | 年1回(11月) |
スタッフ啓発プログラムとして、因島の他の施設のリハビリスタッフとの定期勉強会、リハビリテーション科内での学術大会をはじめ、伝達講習会等を行ない職員の知識・技術の向上に励んでいます。
スタッフ教育 ~新人指導~
当院は新人一人ひとりにプリセプターを付け、知識・技術面の指導はもちろん、悩み相談などもできやすい環境を設けています。
このプリセプター指導は 3年目まで行い、業務の悩みや学会発表のフォローが出来やすいような体制を取っています。
また、定期的に科長と面談する機会を設け、仕事に対する目標の設定や悩み不安の相談なども行っています。
4月 |
オリエンテーション 接遇について リスク管理 診療報酬 事務処理について |
10月 | 介護保険制度について |
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5月 |
基本動作の分析・介入方法 トイレ動作 症例検討(4年目) |
11月 |
リハビリテーション科 学術発表大会 |
6月 | 歩行の介入・介助方法 | 12月 | 症例報告の仕方・方法論 |
7月 | 症例検討会 (3年目) | 1月 |
レポート課題 (脳卒中の予後予測について) |
8月 | 嚥下について | 2月 |
症例検討会 (1年目) |
9月 | 失語・構音障害について | 3月 | 総括 |
スタッフ教育 ~実習指導~
実習受け入れ:理学療法 作業療法 言語聴覚療法
(県立広島大学 大阪保健医療大学 川崎医療福祉大学 姫路獨協大学 愛媛十全医療学院 福山医療専門学校 広島国際大学 広島都市学園大学) 順不同
学会発表 ~学術・研究発表記録~
新しい情報を取り入れたり、臨床の研鑽、当院の取り組みを知ってもらうなどの目的に、学会に参加し、また当院自ら発表にも積極的に取り組んでいます。
全国学会
- 平成12年度(2000年度)
-
- 「第1回広島県言語友の会風船バレーボール大会の意義」
- 第16回日本言語療法学会(京都)言語聴覚士 村上光裕
- 「ダウン症児の構音障害と音韻意識の発達」~1ダウン症児におけるモーラ分解を用いた構音指導~
- 第26回日本聴能言語学会(大阪)言語聴覚士 岡野明子
- 平成14年度(2002年度)
-
- 「地域リハビリテーションにおける当失語症友の会の取り組みと役割について」
- 第28回日本聴能言語学会(福岡 )言語聴覚士 宮本陽子
- 平成18年度(2006年度)
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- 「因島言語友の会あけぼの会活動発表大会と地域音楽家のコラボレーション」
- 第32回日本コミュニケーション障害学会学術講演会 (大阪)言語聴覚士 村上光裕
- 平成22年度(2010年度)
-
- 「健常者のヨーグルトとゼリーにおける深達度の比較検討について」~嚥下様式 姿勢について~(ポスター)
- 第16回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(新潟) ST石田真理江
- 平成23年度(2011年度)
-
- 「失語症の理解とケアの実践講座」報告 友の会家族アンケートより地域におけるSTの役割について
- 第37回日本コミュニケーション障害学会学術講演会 (長野)言語聴覚士 坂本明子
- 「失語症の理解とケアの実践講座」を終えて」~チューターからのアンケート結果からの一考察~(ポスター)
- 第37回日本コミュニケーション障害学会学術講演会(長野)言語聴覚士 村上光裕
- 平成24年度(2012年度)
-
- 「続失語症の理解とケアの実践講座」~因島会場からの報告~(ポスター)
- 第38回日本コミュニケーション障害学会学術講演会(広島)言語聴覚士 村上光裕
- 「最大舌圧と嚥下機能の関連」
- 第17回18回共催日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(北海道) ST池田友紀
- 平成25年度(2013年度)
-
- 「特定高齢者に対する口腔機能向上プログラム訓練効果の検証」~舌訓練器具(JMS社試作品)を用いて~
- 第39回日本コミュニケーション障害学会学術講演会 (東京)言語聴覚士 川畑武義
- 「因島言語友の会あけぼの会活動発表大会 10周年を終えて」(ポスター)
- 第39回日本コミュニケーション障害学会学術講演会(東京)言語聴覚士 村上光裕
- 「舌訓練器具を用いた舌の筋力に対する訓練方法について」
- 第19回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(岡山)ST石部貴之
- 平成26年度(2014年度)
-
- 「舌の筋力・持久力の強化に対する有効なトレーニング法について」
- 第15回日本言語聴覚学会(埼玉)言語聴覚士 原山 秋
- 平成27年度(2015年度)
-
- 「特定高齢者における「ペコぱんだ」を用いた舌背挙上訓練の有用性について」
- 第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(京都) ST石部貴之
- 「舌背挙上訓練と顎引き嚥下を指導し咽頭残留の軽減が認められた一症例」
- 第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(京都) ST榊原真紀
- 「訪問リハビリ( ST)の介入で誤嚥性肺炎の再発による入院が減少した一症例」(ポスター)
- 第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会(京都) ST川畑武義
- 平成28年度(2016年度)
-
- 「高齢化の進む地域における地域包括ケア病棟の現状と課題」(ポスター)
- 第51回日本理学療法学術大会(北海道)理学療法士 東 啓太
- 「右頭頂葉損傷によりジャルゴン失書を呈した右利きの一例」
- 第17回日本言語聴覚学会(京都)言語聴覚士 原山 秋
- 「特定高齢者における舌背挙上訓練の持続効果について」
- 第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(新潟) ST石部貴之
- 「特定高齢者における舌機能評価項目間の関連性について」(ポスター)
- 第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(新潟) ST村上光裕
- 平成29年度(2017年度)
-
- 「聴覚的理解の低下が主に語音認知障害によるものと考えられた失語症例」
- 第18回日本言語聴覚学会(島根)言語聴覚士 荒牧美佐子
- 「左頭頂葉損傷により右上肢の肢節運動失行が疑われた一症例」
- 第18回日本言語聴覚学会(島根)言語聴覚士 原山 秋
- 「特定高齢者を対象とした舌圧と身体機能の関連について」
- 第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(千葉)言語聴覚士 榊原真紀
- 「口腔機能向上プログラム「ペコぱんだ体操」における運動強度の検討」
- 第23回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(千葉)言語聴覚士
- 「面接と他職種連携の強化により夜間の不穏状態が改善した事例」(ポスター)
- 第51回日本作業療法学会 (東京)作業療法士 谷川 孝
- 歩行補助装置「 RE-GaitⓇ」が脳梗塞片麻痺患者の歩容改善に与える効果
- 第6回日本支援工学理学療法学会(福岡)理学療法士 東 啓太
- 平成30年度(2018年度)
-
- 「舌圧と呼吸機能、膝伸展筋力との関連について」
- 第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(宮城)言語聴覚士 村上光裕
- 「舌背挙上訓練における舌後方への訓練効果の検討」
- 第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(宮城)言語聴覚士 原山 秋
- 「復唱障害に「repetition」の障害が影響したと思われる伝導失語の2症例」
- 第42回日本神経心理学会(山形)言語聴覚士 原山 秋
- 「RE-Gaitと促通反復療法の導入に伴うセラピストへの意識調査」(ポスター)
- 第1回日本再生医療とリハビリテーション研究会(広島)理学療法士 藤原泰男
- 「日本における失語症友の会の変遷とその関連要因の検討」
- 第42回日本高次脳機能障害学会(兵庫)言語聴覚士 原山 秋
- 令和元年度(2019年度)
-
- 「ペコぱんだ」を使用した等張性運動の舌背挙上訓練における負荷量の違いによる訓練効果について
- 第25回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(新潟)
言語聴覚士 村上光裕
- 重度の感覚障害を呈する脳出血後片麻痺患者への2カ月間集中「RE-Gait®」歩行リハビリテーションの効果
- 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(静岡)(ポスター)
理学療法士 東 啓太
- 「迷路性眼球反射」促通法により眼球運動が改善した脳幹出血の一例
- 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(静岡)(ポスター)
作業療法士 谷川 孝
- 健常成人の最大舌圧と四肢筋における 80%1RM の反復回数の比較検討
- 第3回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会(静岡)(ポスター)
言語聴覚士 石部貴之
- 足部の静的アライメントと動的アライメントの関係性に関する三次元動作解析
- 第46回日本臨床バイオメカニクス学会(福岡)
理学療法士 福田謙吾
- 令和2年度(2020年度)
-
- 重度感覚障害を伴う慢性期片麻痺上肢の麻痺と物品操作能力障害への併用促通反復療法(入院3回)が有効だった脳出血の一例
- 第54回日本作業療法学会(新潟 Web)
作業療法士 谷川 孝
- 第一中足骨底を利用した内側縦アーチ低下量の測定に関する信頼性の検討
- 第47回日本臨床バイオメカニクス学会(新潟 Web)
理学療法士 福田謙吾
- 令和3年度(2021年度)
-
- 摂食嚥下障害患者の舌圧と嚥下造影検査所見との関連について
- 第22回日本言語聴覚学会(愛知県 Web)
言語聴覚士 石部貴之
- NMES 中心でバルーン訓練法を使用せず摂食嚥下機能が改善したWallenberg 症候群患者の一例
- 第26・27回日本摂食嚥下リハビリテーション学会(愛知県 Web)
言語聴覚士 村上光裕
- 健側立脚強化訓練への電気刺激併用が片麻痺患者の立位バランスと歩行能力に与える効果
- 第28回日本物理療法学術大会(広島県 Web)
理学療法士 中本佑也
- 平成18年度(2006年度)
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- 「当院看護補助者の食事介助についての一考察」
- 第3回広島県言語聴覚士会学術集会言語聴覚士 福本早余子
- 平成19年度(2007年度)
-
- 「当院栄養サポートチームの取り組みについて」
- 第4回広島県言語聴覚士会学術研修会言語聴覚士 岸本登
- 平成24年度(2012年度)
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- 「因島医師会病院における転倒転落事故の解析」
- 第38回尾三因医学会理学療法士 藤原泰男
- 平成25年度(2013年度)
-
- 「認知症患者に対しての学習療法の効果」
- 第39回尾三因医学会作業療法士 田頭聖也
- 「訪問リハビリ ~新米 ST奮闘記~」
- 第1回広島県PTOTST合同訪問リハビリ実務者研修会言語聴覚士 川畑武義
- 平成26年度(2014年度)
-
- 「回復期リハビリテーション病棟の現状と今後の課題」
- 第40回尾三因医学会理学療法士 藤原泰男
- 「当院回復期リハビリテーションにおける転倒転落事故について」
- 第40回広島県病院学会理学療法士 藤原泰男
- 平成27年度(2015年度)
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- 「介護予防教室における集団体操の効果について」
- 第41回尾三因医学会理学療法士 田淵義隆
- 「因島医師会の展開する地域包括システムにおけるセラピスト間の連携について」
- 第41回広島県病院学会作業療法士 谷川 孝
- 「特定高齢者における舌機能向上訓練【ペコぱんだ体操】の効果」
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第41回広島県病院学会 優秀賞受賞言語聴覚士 榊原真紀
第41回広島県病院学会において、栄えある「優秀賞」を頂く事ができました。
優秀賞を頂いたテーマ「舌圧」に関する研究は、私が当院に入職する前から継続している研究であり、 私だけでなく、今までの研究の成果でもあり、言語聴覚士を始めとする当リハビリテーション科のチームで頂いた 素晴らしい賞だと思っています。
今後もより研鑽を積み、邁進してまいります。
- 平成28年度(2016年度)
-
- 「早期からの自宅生活を想定した介入と退院後訪問で生活状況が確認できた脳幹梗塞の症例」
- 第42回尾三因医学会理学療法士 太田良実
- 「因島医師会病院の地域包括ケア病床における現状と課題」
- 第42回広島県病院学会理学療法士 荒牧恭平
- 「口腔機能向上プログラム「ペコぱんだ体操」における運動負荷」
- 第42回広島県病院学会言語聴覚士 川畑武義
- 「夜間の不穏行動がある事例への介入 ~作業療法士の役割~」
- 第22回広島県作業療法学会作業療法士 谷川 孝
地方学会
- 「地域リハビリテーションにおける STの役割 ~広島県言語友の会「あけぼの会」会員の経過を通して~」
- 第1回一般社団法人広島県言語聴覚士会学術集会言語聴覚士 石部貴之
- 「脳出血後片麻痺患者に対する復職に向けての関わり ~セラピストが主体となり連携を進めた一症例~」
- 第43回尾三医学会作業療法士 柏原祐介
- 「当院におけるがん患者リハビリテーションの現状と今後の展望」
- 第43回尾三医学会作業療法士 平原由貴
- 「特定高齢者の舌圧と握力の関連について」
- 第43回尾三医学会言語聴覚士 榊原真紀
- 「特定高齢者を対象とした舌圧・咳嗽力・握力の関連について」
- 第2回(一社)広島県言語聴覚士学術集会言語聴覚士 榊原真紀
- 「最大努力での等尺性膝伸展筋力トレーニングに加える振動刺激の効果」
- 第44回尾三医学会理学療法士 田頭直裕
- 「因島医師会病院の病棟編成とリハビリテーションとしての関わり」
- 第44回尾三医学会理学療法士 平山理恵
- 「当院の短期集中型通所サービス事業の効果について」
- 第44回尾三医学会理学療法士 福永亜美
- 「視機能トレーニング機スープリュームビジョンと注意機能検査TMT-Aの関連性について」
- 第44回尾三医学会作業療法士 舟橋優佑
- 「呼吸機能検査と簡易型呼気計測器による測定値の関連について」
- 第46回中国四国リハビリテーション医学研究会(徳島)言語聴覚士 石部貴之
- 「立位姿勢を模倣することで荷重量を判断できるか?-足圧測定器を用いた検討-」
- 第46回中国四国リハビリテーション医学研究会(徳島)理学療法士 中本佑也
- 「歩行補助装置「RE-GaitⓇ」が生活期脳卒中片麻痺患者の歩行機能に与える影響」
- 第23回広島県理学療法士学会理学療法士 荒牧恭平
- 令和元年度(2019年度)
- 短期集中型通所サービスが特定高齢者の口腔機能・呼吸機能に与える効果について
- 第3回(一社)広島県言語聴覚士会学術集会(広島) 大会奨励賞受賞!!
言語聴覚士 石部貴之
- 肩関節周囲炎から関節リウマチ(RA)へと診断変更した症例 ~肩関節運動に着目して~
- 第45回尾三医学会
理学療法士 梶原真裕
- 恐怖感により歩行形態の移行に難渋した THA 術後患者に対する介入経過
- 第45回尾三医学会
理学療法士 黒田飛鳥
このたび第3回広島県言語聴覚士会学術集会「大会奨励賞」を受賞し、大変光栄に感じております。
「舌圧」に関する研究は私が入職する前から当院で継続して取り組んでいる内容です。
私だけでなくこれまで積み重ねてきた研究の成果として、言語聴覚士を始めとする当リハビリテーション科のチームで頂いた素晴らしい賞だと思います。
今後も臨床・研究ともに研鑽を積み、邁進していく所存です。
- 令和2年度(2020年度)
- 令和2年度は無し
- 令和3年度(2021年度)
- 摂食嚥下障害患者における最大舌圧測定の意義
- 第33回日本老年医学会中国地方会
言語聴覚士 石部貴之
- 足浴中の関節可動域運動と振動刺激の併用により麻痺側足趾の慢性的な感覚障害に改善が見られた一例
- 第34回中国ブロック理学療法士学会
理学療法士 黒田飛鳥