促通反復療法(川平法)の取り組み
リハビリテーション科では脳卒中、パーキンソン病、脊髄損傷など神経疾患の患者様に、近年、注目度の高い再生医療にも効果が期待される促通反復療法(川平法)を実施しています。
全国的に、まだ取り組みが少なく、広島県下では唯一、当院だけが「促通反復療法を実施している施設」として、促通反復療法研究所から認められています(令和4年3月現在)。
また、当院リハビリスタッフは、年に数回、直に川平和美先生に来因して頂き、さらに研鑽を積んでいます。
治療の様子
促通反復療法(川平法)とは麻痺した手や足を操作(促通治療)し、意図した運動(随意運動)を実現し反復することで、改善のために必要な大脳から脊髄までの神経回路を再建・強化することを目的とした治療法です。 促通反復療法は、脳卒中ガイドライン2015でグレードBと、高く推奨されている治療法です。 |
鹿児島大学名誉教授 促通反復療法研究所所長 川平 和美 先生 |
川平先生を招いての院内研修会風景(令和2年12月5・6日)