回復期リハビリテーション病棟
脳血管疾患や大腿骨頚部骨折、その他の疾病の急性期治療を終えた患者様に対して、日常生活動作能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的とした、集中的なリハビリテーションを提供する病棟です。(南3階病棟53床)
当院の回復期リハビリ
当院の回復期リハビリでは、効果的なリハビリ手法・機器を取り入れ、患者様一人ひとりに合わせた支援を行います。
促通反復療法(川平法)
麻痺した手や足を操作(促通治療)し、意図した運動(随意運動)を実現し反復することで、麻痺の改善を図る治療法です。
当院では、電気・振動刺激を併用した促通反復療法を実施しています。
歩行支援ロボット『RE-Gait®』
脳卒中などで歩行が困難な方に、つま先を上げる(背屈)などの動きを改善して歩きやすくする装置です。
電気刺激療法
手足や頚部に電気刺激を加える装置を使用します。
起立・歩行訓練、嚥下訓練と併用し、より効果的なリハビリテーションを促します。
低周波治療器エスパージ | 電気刺激装置NM-F1 | 電気刺激装置IVES |
回復期リハビリテーションのすすめかた
回復期リハビリテーション病棟は、疾病別に入院期間が定められています。
カンファレンス(患者様、ご家族様、担当医師、看護師、リハビリスタッフ、かかりつけ医、ケアマネジャー) を定期的に開き、 患者様やご家族様の意向を伺いながら、出来るだけ在宅復帰を目指します。様々な事情やリハビリの進み具合で在宅復帰が困難な方や、定められた入院期間を超過しそうな方には、 長期療養の可能な病院や介護保険施設への紹介もしています。
再生医療後の患者様のリハビリ
間葉系幹細胞移植(再生医療)後の患者様のリハビリにも積極的に取り組んでおり、関東圏・関西圏・九州等、遠方からの患者様も受け入れて、目標に応じたリハビリテーションを行っています。