令和4年11月21日・22日・24日で、感染防止対策研修会を大人数を避け5回に分ける分散型で開催致しました。

今回は院内の感染制御チームによる標準予防策『手指衛生について』の講義がありました。

 

 

今回は感染防止の基本のキである『手指衛生』を改めて復習しました。

19世紀半ば、現代のように手指衛生が当たり前ではなかった時代にハンガリーの医師イグナッツ・フィリップ・センメルワイスは、科学的な思考及び検証で『手洗い』の重要性を見出しました。センメルワイスの論文は、当時の時代背景には受け入れられずことごとく否定されました。センメルワイスの死後、パスツールが細菌学を唱えリスターが消毒法を確立したことでようやくセンメルワイスの理論は広く認められるようになりました。

  • 手指衛生は感染を防止することができる
  • 手指衛生は感染防止対策において不可欠である
  • 手指衛生はめまぐるしく進化する医学・化学において普遍・不変である

感染小委員会委員長 巻幡真理子