令和3年11月22日・24日・25日の3日間で医療安全院内研修会の開催しました。
新型コロナウイルス感染防止のため分散型のe-ラーニング視聴としました。
- テーマ:基礎から学ぼう! 医療安全
- 講師:杉山 良子 先生
- 所属:一般社団法人 医療安全全国共同行動 改善アドバイザー、パラマウントベッド株式会社 顧問、転倒転落研究会(RoomT2)主幹/看護師
- サマリー:国としての医療安全の施策が行われるようになってから20年を迎えようとしています。10年を一区切りとしてみた場合に、スタートの2000年当時の山のうねり、2つ目の2010年前後の山のうねり、そしてこれからの山のうねりをどう迎えるべきでしょうか。医療安全の施策は整ってきたので、安全は活動の中心ではなくなったとする声も聞かれます。しかし、現場での医療事故は起き続けており、患者の不信をぬぐいきれてはいません。本講義では、改めて医療安全の基本に立ち返って、患者安全をつくりだしていくための目標や、医療者としての認識、実践方法を学びながら安全へのエネルギーを持続的に発揮させていきましょう。
コロナ禍という未曾有の危機下にこそ医療安全が重視されるべきですが、なかなか研修会の機会を持つこともできませんでした。職員一同、気を引き締めて今日の研修が生きるよう業務を見直しましょう。
医療安全委員会 医療安全管理者;安部江美子