看護部の令和元年の強化目標は『“生活”を意識したケアの実践』を掲げています。

FIMを看護計画に取り入れることで評価のポイントを絞ることができます。入院されている方のADL情報の把握も素早く、また多職種が同じ視点で把握できます。科長会主催でFIMの採点方法の研修会を看護師、看護補助者に複数回開催しています。今回は6月7日に看護師対象に開催された様子をお知らせします。

研修会では科長たちが講師を務め、また患者役と看護師役になりいくつかの場面を演じてFIMの採点方法を確認しました。

 

FIMとは
Fanctional Independence Measureの略で、日本語では「機能的自立度評価法」と訳されます。 日常の生活動作の自立度を示す指標で、世界的に広く用いられるスケールです。18の活動項目に対して、それぞれ以下の7段階で点数化し、その合計点を表しています。 最低が18点、最高が126点で点が高いほど日常自立した生活が送れていることを示しています。